

1.短めにしていた返済期間を延ばして、毎月返済額を減らしたい!
新築マンションを購入して、借入額1500万円の住宅ローンを返済中のきぃむら君。返済スタートから1年が過ぎました。毎月7万5093円の返済額は、生活の負担になっているわけではありませんが、何を隠そうきぃむら君は、もうすぐ3児のパパ。何かと物要り(ものいり)なので、毎月返済額を少しでも抑えたいと考えています。
「もっと金利の低いローンへの借り換えも考えたのですが、諸費用がかかるので断念したんです。そこで、思いついたのが、返済期間を延長できないか、ということなんです」

返済額を減らそうと、いろいろ検討してみるきぃむら君ですが…。どうも世の中、そんなに甘くないようで…
住宅ローンは、返済期間を長くすればするほど毎回の返済額は少なくなります。もともと、25年という短めの返済期間を選んでいたきぃむら君。
「ほとんどの住宅ローンの最長返済期間は35年です。この最長期間の範囲までなら途中で返済期間を長くできる、って聞いたことがあります。僕の場合、返済スタートから1年たっていますから、残りは24年。これを残り34年まで延ばせば、返済額はずいぶん減りそうですよね」
きぃむら君は、毎月返済額の減額を目指して、さっそく自分で試算してみることにしました。
2.返済期間を5年延ばすと毎月返済額は約6万7000円に!
現在返済中の毎月7万5093円が、いくらくらい減るものなのか、さっそくインターネットを使ってシミュレーションをしてみたきぃむら君は、その効果の大きさにホクホク顔です。
ローンの残りは約1460万円。返済期間の残りは24年。これを5年延長して試算してみたら、毎月返済額は約6万7000円に! 10年延長してみると約6万1000円に!
「これだけ返済額が減るんだったら、もっとベイビーが増えてもだいじょうぶ!」
ところが、試算の結果を胸に、さっそく銀行へ行ったきぃむら君はがっかり…。
「返済していくための収入が十分にあって、返済に困っているわけじゃないので、フラット35の期間延長の条件をクリアできないそうなんです」
3.返済期間を延長するための条件をクリアできず、またまた断念…
きぃむら君が借りている住宅ローンの「フラット35」には、大きく分けて図2のような返済方法変更メニューがあります。
きぃむら君が利用しようとしたのは「返済期間の延長」。ところが、これを利用するには、いろいろな条件をクリアしなければいけなかったのです。
返済期間の延長はなかなか難しいと知ってがっかり。
「フラット35も銀行の住宅ローンも、返済が困難な人への救済策をいろいろ打ち出していて、返済期間の延長も可能なようなんですが、僕の場合は、『困難』とまではいかない状況なので…。住宅ローンを借りるときには、教育費とか将来かかりそうな費用も考えて、余裕を持って資金計画を立てることが必要なんですね」
と、少し反省中のきぃむら君。とはいえ、ベイビーが3人に増えて、今後の子育て費用が増えていくことに変わりはありません。きぃむら君は引き続き、毎月返済額を減らす方法を探すことにしました。
返済期間の延長で、総返済額が増えることを忘れずに

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