がんばれ“きぃむら君”!マイホーム購入への道
借りたまま毎月返済額を減らせる方法は?返済中の条件変更の巻
双子のベイビーの誕生を前に、なんとか毎月返済額を減らしたい「きぃむら君」。またもや「グッドアイデアを閃いた!」と、有頂天になるけれど、結果はいかに!?
きぃむら君<profile>子どもが生まれても、まだまださすらう41歳・男子。ようやく購入したマイホームで、愛する妻とベイビーの3人暮らし。こうと決めたら確実に実行する有言実行タイプ。しかし、後先考えずに直感で行動し、失敗することも。住宅ローンの借り方・返し方を抜群の行動力で学びながら、マイホームを守る。
情報提供日/2009年12月9日

1.短めにしていた返済期間を延ばして、毎月返済額を減らしたい!

 新築マンションを購入して、借入額1500万円の住宅ローンを返済中のきぃむら君。返済スタートから1年が過ぎました。毎月7万5093円の返済額は、生活の負担になっているわけではありませんが、何を隠そうきぃむら君は、もうすぐ3児のパパ。何かと物要り(ものいり)なので、毎月返済額を少しでも抑えたいと考えています。

「もっと金利の低いローンへの借り換えも考えたのですが、諸費用がかかるので断念したんです。そこで、思いついたのが、返済期間を延長できないか、ということなんです」

返済額を減らそうと、いろいろ検討してみるきぃむら君ですが…。どうも世の中、そんなに甘くないようで…

 住宅ローンは、返済期間を長くすればするほど毎回の返済額は少なくなります。もともと、25年という短めの返済期間を選んでいたきぃむら君。

「ほとんどの住宅ローンの最長返済期間は35年です。この最長期間の範囲までなら途中で返済期間を長くできる、って聞いたことがあります。僕の場合、返済スタートから1年たっていますから、残りは24年。これを残り34年まで延ばせば、返済額はずいぶん減りそうですよね」

 きぃむら君は、毎月返済額の減額を目指して、さっそく自分で試算してみることにしました。

2.返済期間を5年延ばすと毎月返済額は約6万7000円に!

図1.返済期間の延長で、いくらラクになる?

 現在返済中の毎月7万5093円が、いくらくらい減るものなのか、さっそくインターネットを使ってシミュレーションをしてみたきぃむら君は、その効果の大きさにホクホク顔です。
 ローンの残りは約1460万円。返済期間の残りは24年。これを5年延長して試算してみたら、毎月返済額は約6万7000円に! 10年延長してみると約6万1000円に!

「これだけ返済額が減るんだったら、もっとベイビーが増えてもだいじょうぶ!」

 ところが、試算の結果を胸に、さっそく銀行へ行ったきぃむら君はがっかり…。

「返済していくための収入が十分にあって、返済に困っているわけじゃないので、フラット35の期間延長の条件をクリアできないそうなんです」

3.返済期間を延長するための条件をクリアできず、またまた断念…

図2.フラット35の主な返済方法変更メニュー

 きぃむら君が借りている住宅ローンの「フラット35」には、大きく分けて図2のような返済方法変更メニューがあります。

 きぃむら君が利用しようとしたのは「返済期間の延長」。ところが、これを利用するには、いろいろな条件をクリアしなければいけなかったのです。

 返済期間の延長はなかなか難しいと知ってがっかり。

図3.フラット35で返済期間を延長できる条件

「フラット35も銀行の住宅ローンも、返済が困難な人への救済策をいろいろ打ち出していて、返済期間の延長も可能なようなんですが、僕の場合は、『困難』とまではいかない状況なので…。住宅ローンを借りるときには、教育費とか将来かかりそうな費用も考えて、余裕を持って資金計画を立てることが必要なんですね」

 と、少し反省中のきぃむら君。とはいえ、ベイビーが3人に増えて、今後の子育て費用が増えていくことに変わりはありません。きぃむら君は引き続き、毎月返済額を減らす方法を探すことにしました。

返済期間の延長で、総返済額が増えることを忘れずに

返済期間の延長で、総返済額が増えることを忘れずに

(イラスト:パイナップル遠藤)

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